街頭宣伝 田崎 昇
日時 4 月 4 日 (土) 午後 1 時 30 分
場所 長崎市 浜町アーケード
核兵器廃絶への市民の関心を高めるとともに、 横断幕に平和のメッセージを書いてもらうために浜町アーケードのハマクロス 411 の前で街頭宣伝行動を行いました。 団員の呼びかけに応じて、 アーケードを通る市民の方々が、 前もって準備していた長さ 6m、 幅 60cmの布製の横断幕に、 平和への願いを込めてメッセージや名前などを色とりどりのカラーペンで書き込みました。 子供連れの家族、 シニアの夫婦、 女学生など多くの市民が参加してくれました。 また外国人のグループも関心を寄せてくれたので、 団員が目的を説明すると気軽に参加しました。 わずか 1 時間ほどでメッセージと名前でいっぱいになりました。 この横断幕は、 ニューヨークの市内を歩く平和行進をはじめ、 各種のイベント使われました。
長崎県民・市民代表団合同壮行会 田崎 昇
日時 4 月 18 日 (土) 午後 1 時 30 分
場所 長崎原爆資料館地下1階 平和学習室
代表団による平和行進 NPT再検討会議は 5 年毎にニューヨークの国連本部で開かれます。 この会議には NPT (核不拡散条約) の締約国の政府代表が集まり、 4 週間に渡り条約の問題点や見直しについて議論を重ねます。 そしてこの時期に世界の NGO もニューヨークに結集し、 NGO 相互の連携を強めるとともに各国政府代表に核兵器廃絶への具体的取組みを求めています。
私たちの実行委員会では 2005 年、 2010 年に続いて 3 回目の代表団派遣となりました。 被爆 70 年目の今回の再検討会議に寄せる県民の関心は高く、 合わせて 9 団体 97 名が県民・市民代表団として訪問することになりました。
団体は違っていても核兵器廃絶の目的は同じであり、 「チーム長崎」 として一致協力して長崎の願いを訴えていこうという趣旨で、 合同の壮行会を開催しました。
はじめに中村法道長崎県知事の激励の言葉が、 川口岩継・長崎県文化観光国際部次長から披露されました。 次に田上富久・長崎市長の激励のメッセージが三藤義文・長崎市副市長から紹介されました。 田上市長はこの時点では市長選挙を目前に控え再検討会議への出席は確定していませんでしたが、 その後無投票当選が決まり、 各代表団より遅れてニューヨークに到着し、 多くの会議、 イベント等に精力的に参加し発言しました。
次に各団体の団員紹介と代表者による出発の決意が述べられました。 代表団派遣団体と派遣者数 (順不同)
被爆者歌う会 「ひまわり」 25 人
原水爆禁止長崎県協議会 19 人
原水爆禁止長崎県本部 1 人
長崎県生活協同組合連合会 7 人
長崎原爆被災者協議会 3 人
長崎大学核兵器廃絶研究センター (RECNA) 5 人
同 ナガサキ・ユース 12 人
同 サポーター 2 人
核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委員会 20 人
長崎市 3 人
被爆から 70 年が経ち、 被爆者の高齢化が進む中、 多くの被爆者の方が海外での活動としては今回の訪問が最後になるかもしれないという気持ちで参加されていることがわかりました。 その一方で被爆二世や長崎大学のユース代表など若者の参加も見られ 彼らの意欲と熱意への期待も感じられました。