自主企画のご紹介
   9条フェスタ2006inナガサキ(地球市民集会ナガサキ自主企画)
 憲法9条-世界へ未来へ連絡会


 私たち「憲法9条−世界へ未来へ 連絡会」(略称;9条連)は、地球市民集会に初めて参加しました。
 一つのとりくみは、平和会館でブースを出したことです。知り合いの市民グループがブースを出していたりして、楽しい市民運動の交流の輪ができました。しかし同時に人の流れからすると、地球市民集会に参加された方々との交流が不十分で、ブースの設置場所については検討が必要だと感じました。
 夜は国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館で集いを開きました。イスが足りなくなるほどの盛況で、貴重な2時間の集いとなりました。

 最初にマンガ家、橋本勝さんの「戦争のない世界ってつくれるヨ」という大判の紙芝居を上演。  橋本さんの紙芝居は、「戦争という殺し合いを、日本はぜったいにしないと、憲法第9条で世界に約束したのです」と訴える。
 その後は、常石9条連代表(元長崎大学)のコーディネートによるトーク。
 労働組合から元JR東労組の委員長、松崎明さんのお話。労働組合が何故、反戦を闘えなくなったか、しかし労働組合だからこそヒューマニズムにあふれる闘いが必要なのだと訴えました。非道には徹底して闘うがとても心のやさしいリーダーのお話でした。
  そして地元長崎からは、NPO法人岡まさはる記念長崎平和資料館理事の新海智広さんのスライドを使ったお話。この資料館の特徴は、市民の力だけで運営し、また長崎での朝鮮人強制連行を調査し、知らせていることで、とても大切な活動だと感じました。
 最後に、「21世紀の世界に9条はおすすめです」という紙芝居。「あなたの想像力で世界をひっくり返してみてください」と橋本さんが問いかけ、その悲痛に満ちた表情がつづき、大きな声が裏返る。しかし最後は、未来をになう子供たちの平和のほほえみが、画面いっぱいに描かれている。
 地球市民集会事務局の皆さん、たいへん御世話になりました。ありがとうございました。
 




 

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