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自主企画のご紹介 |
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﨑田昭人さん 「生かされ 生きて 被爆の実相を語る」
えことぴぃ長崎
●日 時 10月22日（日）18:00～20:00
●場 所 国立長崎原爆死没者追悼祈念平和会館 ラウンジ
語り部の崎田さんは現在78歳、16歳のときに爆心地から1.6km離れた銭座町の自宅裏庭で被爆しています。
講演会は、原爆死没者追悼平和祈念館の厳な雰囲気の中、黙祷から始まりました。
崎田さんは、力のこもった声で体験談を話し、参加者45名は真剣に耳を傾けてくれました。 彼の体験のすごいところは、原爆が炸裂しているところを目の当たりにしていることです。
｢洗濯をするため、水道端で水道の栓をひねると、地上５００ｍの位置、オレンジ色をした太陽くらいの火の玉がポッカリと浮き上がった。次の瞬間、目もくらむような光が色とりどりに変化して顔面につきささる。アチッ、左の顔の皮膚が垂れ下がった。近くにがけがあり、２・３ｍ横穴を掘ってあったので光に背を向けて向かったが、中には家具が一杯で先に進めない。背後から高熱の（推定１200～1300℃）光が襲って大やけどを負う。光は１０秒ほど続いた。｣
また、次の語りも印象的です。
｢原始雲で暗闇になり、この世の終わり、たった１人生き残ったと思った。一人では生きていけないと絶望。人を見たときには傷ついているのに｢ああこの世に私と同じ人間がいたんだ。｣と心のそこから嬉しかった。｣
臨時救護所で激しい原爆症で危篤状態になったときの、父親との再会は特に感動的です。
｢９月になってから父が来た。心配 そうに｢お前は何日も食べていない。おれ より早く死ぬなよ。｣目頭に一杯涙を溜めて言った。足の包帯は出血して１０
何キロも松葉杖をついて駆けつけてくれたのです。
親心のありがたさを感じ、もう一度元気にならなければと気力を取戻した。助かったのは奇跡的だった。｣
ほかにも大切なエピソードがあるのですが略します。
彼の体験談は、聴くたびに感動し、核兵器廃絶への想いを強くすることができます。
お元気なうちに沢山の人に聴いていただきたいです。
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