平和電車
 長崎電気軌道株式会社の協力を受け、「平和電車」側面看板に飾る「平和の絵」優秀作品の作者4人による出発式(長崎電気軌道株式会社浦上車庫内)を9月16日に行い、集会終了までの約1ヵ月間長崎市内を運行しました。また他の作品10点が車内に掲示されました。
「平和の絵」は、長崎市内の小中学校に応募を呼びかけ、全25点の応募の中から4点が優秀作品に選ばれました

期間 9月16日(土)〜10月23日(月)

 市民対話集会(プレ集会)
 2006年10月末の集会本番を前に最後のプレ集会として開催されました。
台風の影響により当初予定していた日時を変更して開催されましたが、核廃絶への関心の高い市民が集まりました。各分科会のコーディネーターから、それぞれ分科会の趣旨について説明が行われ、それを受けて出席した市民との間で質疑が交わされました。集会の成功に向けて理解を深める意義深いプレ集会となりました。

日  時:10月1日(日)13:00〜15:10
場  所:国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館ラウンジ
参加者:85人

 前夜祭
 第3回核兵器廃絶一地球市民集会ナガサキの前夜祭として、「平和の旅へ」合唱団、清水高校コーラス部による歌とロバート・リクター監督による下平作江さんらを主人公としたドキュメンタリー映画「TheLastAtomicBomb」を上映し、21日からの集会の前夜祭として盛り上げました。

第1部
コーラス「平和の旅へ」
指揮:中澤 伸元: ピアノ:村川 千住歌:「平和の旅へ」合唱団、清水高校コーラス部

第2部
反核ドキュメンタリー映画「TheLastAtomicBomb」
製作:ロバート・リクター、キャサリン・サリバン
【映画紹介】
 元アカデミー賞候補の米映画監督ロバート・リクター氏と地球市民集会ナガサキの分科会「平和教育フォーラム」にスピーカーとして参加する米国軍縮教育家キャサリー・サリバン博士の共同プロデュースによるドキュメンタリー長編映画で、被爆60周年を機に制作。
 長崎の被爆者下平作江さん、広島・長崎出身で高校時代から平和活動を続ける荊尾遥さんと草野史興さんに密着取材し、各々の核廃絶にかける意気込み、被爆60年を迎え残り少なくなってしまった被爆者としての義務感、次世代を担う若者としての責任感に焦点をあてつつ、国内外の若者に核の現実を呼びかける姿を追う。
 さらには、下平さんと同じ長崎の被爆者である和田耕一さんや、広島・長崎両市長をはじめ、政治家、平和運動家、科学者など、それぞれの領域で活動する著名人とのインタビューを通じて、現在の核廃絶運動の舞台裏を紹介する。

■期間:10月20日(金)
■時間:18:30〜21:00(18:00開演)
■場所:長崎原爆資料舘ホール

 歓迎集会
 10月21日(土)午後6時から、ブリックホールラウンジにおいてゲスト及び集会参加者が出序のもと盛大に開催され、情報交換を行い親睦を深めました。この席にはニュージーランドのフィル・ゴフ軍備管理軍縮大臣も出席しました。また、平和市長会議が平和活動の功績を称えられた団体に贈られる「IPBショーン・マクブライド平和賞」を受賞したことを受けて、この歓迎集会の中で、国際平和ビューローより平和市長会議の副会長を務める伊藤市長に記念メダルが授与されました。

 アンゼラスの鐘 上映会
映画「NAGASAKI・1945−アンゼラスの鐘−」 英語字幕版上映会

長崎における市民平和運動のリーダーとして知られる秋月辰一郎は2005年10月、自ら主人公となったこの映画の完成を待っていたかのように、13年の闘病生活に終止符を打ち永眠した。
1945年8月、1発の原子爆弾によって破壊された長崎。爆心から1.4kmの小高い丘に立つ浦上第1病院(現在のフランシスコ病院)もその直撃を受けて大破、炎上した。そこで働く唯一の青年医師秋月は、奇跡的に生き延びた入院患者や次々と運び込まれる負傷者を救うために、貧しい医療環境の中、不眠不休の奮闘を余儀なくされた。その中で青年秋月が見たものは…。科学の目を通して被爆の実相をリアルに措き、「ナガサキを最後の被爆地に」と世界に発信する長編アニメーション映画を前夜祭の1部として上映した。
 また、上映会には制作者の有原誠治監督も出席し、挨拶をされた。

■期間:10月22日(日)
■時間:18:30〜20:00
■場所:長崎原爆資料館ホール


 ゆかりの地 さるくツアー
 有原誠治監督と歩く『アンゼラスの鐘』  ゆかりの地さるくツアー

 (「さるく」とは「歩いて見て回る」という意味の長崎方言です)
映画「NAGASAKI・1945〜アンゼラスの鐘〜」に登場する場所を、有原誠治監督と一緒に実際に歩いて訪れました。
案内は有原監督、写真解説は採掘好敏さん、そして講話を秋月先生の奥様の秋月すが子さんに行っていただきました。主な経由地として、浦上天主堂落下鐘楼、小峰のルルド、十字架山、聖フランシスコ病院屋上等を訪問しました。

■期間:10月23日(月)
■時間:9:00〜12:00
■場所:原爆資料館エントランス下・円形広場集合

 ピースウォーク
  閉会集会後、平和会館をスタートし、原爆落下中心地までそれぞれ平和への祈り、核兵器廃絶の想いを胸にメッセージや一輪の花を持って歩きました。

■日  時:10月23日(月)
閉会集会終了後
■場  所:長崎市平和会館玄関前集合
■参加者:85人

 「ピースプレート」除幕式
 「第3回核兵器廃絶一地球市民集会ナガサキ」の開催を記念して、集会記念の「ピースプレート」を「ナガサキ誓いの火」灯火台の台座壁面に設置しました。実行委貞会や「ナガサキ誓いの火」灯火台建設委員が出席し、鹿瀬事務局長、里正善準備委貞長が除幕を行いました。

■日  時:12月17日(日)
■場  所:原爆資料館前
「ナガサキ誓いの火」灯火台



第3回大会のキャラクター

 

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